2017年4月1日土曜日

番外第1回 シュタインズゲート すみません。面白いんですか、これ。

シュタインズゲート・・・。ほとんどの人がハマった傑作空想科学アドベンチャー。



と、いうことだったけど。
ワタクシ、楽しめなかったのです。

うわさでとにかく面白いとは聞いていたので、全く自分では情報を見ないでそのうちやろうと放置。
で、通勤中にPSP版を毎日40分ぐらいですかね。3ヶ月ぐらいかけました。

ほとんどの人が「序盤のダラダラは辛いが4章ぐらいから一気に惹き込まれていく」っていうような感想が多いみたい。
と、とりあえず4つほどエンディングを観たころにやっと人の意見を見たわけです。

真エンディングはもうチャート見ながらやったわけですが、結局まゆりエンドだけまだ見てません。


境界面上のシュタインズゲートに行かないと、最初のクリスとの出会いの場面が謎のままになるので、真エンディングの方法がどうすればいいんだかなぁと思ったんですがありゃ無理じゃない?
つながりが全然わからんもん。


伏線を回収して終了はいいんだけど・・・。

なにがしっくりこなかったのか、というとやはりフェイリスの章なんよ。


ここのシーン。
リーディングシュタイナーがオカリンだけの能力である限りはそれを飲み込むことができたんだけど、このシーンで急に「思い出す」という行為に大きな矛盾を感じてしまい、さらにルカ子まで・・・。

ここからワタクシ醒めてしまいました。
ああ、でも鈴羽エンドを先に見たときにすでに醒めちゃったのかもしれないけど。
それでも鈴羽のときはまだ納得していた。

時間の連続性をオカリンの主観で語っているはずなのにオカリンの主観を他のキャラクターが共有するということが決定的におかしいと思ってしまったのです。
さらにルカ子エンドではルカ子が過去に戻ってさらに元の時間になったときにじゃあその間の記憶がオカリンにはないように見えるし。


あとはメールシステムねぇ。
途中メールをやり取りしている雰囲気はわかるんだけど、これが別にストーリー上ほとんど絡んでこない。

その割に真エンディングを迎えるために、わけのわからん選択をしなければならない。
これぐらいしか選択肢がないっちゃないのだけど、理不尽すぎ。


ストーリーを回収していくところが素晴らしい?
そうかなぁ。真エンディングにむけて最後には自分は死なないことが確定しているから大丈夫という論理展開もあまりにもご都合主義的で、ダメでした。

すいません。とにかく自分には合わなかったとしか言いようがない。
タイムトラベルに関してやたら科学っぽく見せているところも肌に合わなかった。
科学的なワクワクさはリアルの世界のグレゴリーペレルマンによるポアンカレ予想の証明みたいなウソのなさを経験しているので、嘘くささにものめり込めませんでした。

あ、あともしかしたら2~3日で一気にやれば楽しめたのかもなぁ。
毎日40分ぐらいずつなので章が進むたびにあと何日かかるのかなぁと別の意味で楽しんでいなかったのかもしれません。

そんなわけでまゆりルートに最初に行けなかったことで、まゆりルートエンドに行くのがおっくうになっているのです。

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