2017年3月17日金曜日

第7回 フラッシュポイント 逆転発想のテトリス

世の中にテトリスが発表されSEGAのアーケード版が大ヒットしてしばらくたったころ、テトリスと同じ操作で遊ぶパズルゲームをSEGAは発表した。


フラッシュポイント。このゲームテトリスであってテトリスではない。
テトリスはとにかくきちんとラインを積み上げて消していくゲームだったのに対し、フラッシュポイントはむちゃくちゃな積みをしても大丈夫。



テトリスは普通ステージなどないが、フラッシュポイントはステージ制だ。
ルールは簡単。★のあるラインをとにかく消せばステージクリアだ。


そう、そしてこのゲームで重要なのがテトリスでは邪魔で邪魔で仕方のないS字Z字のブロックだ。


↑こんなふうに緑のブロックを右に押し付けてボタンを押すと・・・。


星の右の穴がぴたっと埋まる。
このテクニックが重要なステージが多い。


そしてあとは必要なライン以外は適当に積んで構わないので、★のラインだけが消えるように積みさえすればいい。


これでクリアとなる。
しかし頭ではわかっていても、ちょっとした操作ミスで一気にクリア不可になるゲーム性。
全ステージブロックの落ちる順番は同じなので、1ステージ目でどんなブロックが落ちるか、もっと言えばS字とZ字がどの順でどれぐらいたくさん落ちるかを把握してステージを選んでいくゲーム。

ま、アーケードでこれを遊んでいる人はほとんどいなかった。
にもかかわらずゲーメストなどでは各ステージの攻略法を特集していたなあ。

ちなみに自分はテトリスを8801で自作していて、それと一緒にこのフラッシュポイントも勝手移植して遊んでた。
なので相当やりこんだゲームだ。ま、自分で作ったにもかかわらず、後半のステージほとんどやらなかったけど。

0 件のコメント:

コメントを投稿