2017年3月14日火曜日

第4回 DEPTH 海の中を泳ぐ。これってゲームなのか?


はじめてパッケージをみたときイルカが爽快に泳いでいる絵だったため、やったことは無いけどうわさに聞いていたエコー・ザ・ドルフィンのようなゲームだと思って購入した。


 実際に始めてみると、3Dの海をイルカが漂っている。ボタン操作するとイルカがどんどん泳ぐ。
海面に出れば海上を飛び跳ね、うまく操作すれば海面でバク中もできる。


爽快といえば爽快・・・。だが・・・。
敵がいるわけでもなくただひたすら泳ぐ光景が続く。
ここで、はて?これ、どんなゲーム?とわからなくなる。何の説明もないのだ。


海の中でオブジェクトを発見する。 それに触れると画面が切り替わって、何らかのステージが始まった。
ところが、これまでの爽快さとは一変、今度はゆっくりイルカが漂う。


映像は綺麗だけど、どうすればいいのかさっぱり分からない。
ボタンを押すといろんな音がするが、それだけ。ステージクリアとかあるの?と、Startボタン押すともとの3Dの海に戻れた。別の場所で音楽設定して、もう一度同じステージに戻ってしばらくすると、別のステージに行けるようになる。
Startボタンをさらに押して新しいステージの音楽設定をして、オブジェクトが増えて・・・。そんなこんなで結局このソフトはゲームではない。漂うステージでBGMに対しボタンを押すことでBGM干渉することができ、自分で演奏を楽しむソフトなのだ。


美しい映像と、落ち着く音楽に自分で音楽干渉することで癒しを求めるソフト。まったく動かさなくても映像は繰り返され、癒し系BGMが流れ続ける。
ゲームと思って買ってしまったが、とくに目的もないただただ漂う環境ソフトだった。

いまでも時々ぼーっとしたいときに映像を流したりする。
まぁ、最近はTVもブラウン管でなくなってしまった所為で、当時は美しかった映像も粗が目立つのだけれど。

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