2017年3月19日日曜日

第9回 ちゃっくんぽっぷ 仕掛が楽しい傑作アクション

ちゃっくんぽっぷを何故持っていたのかは良く覚えていない。


もともとタイトーのアーケードゲームを、PC8801に移植されたものを持っていた。
当時はテープ版でどのゲームもたいてい10分ぐらいロードにかかっていたが、これもそんなゲームのひとつ。


ゲームはもんすたに奪われたハートをちゃっくんが取り返しに行くというストーリーのゲーム。


当時は他のゲームでは見たことなかったチュートリアル1ステージがあり、そのあと本編13ステージの構成。操作は移動と左右へ投げられる爆弾のみ。


爆弾は投げてしばらくすると爆発して煙が広がるが、その煙にもんすたや卵を巻き込むと倒せる。
また、もんすた複数をまとめて倒すとボーナスのフルーツが獲得できる。
檻にとらわれたハートも煙で逃がすことができる。


もんすたも卵も壊さなければ20000点+ちゃっくん1人追加、卵を壊さずもんすたを全滅させた場合は5000点、それ以外はノーボーナスなので基本はもんすた全滅を狙ってステージクリアしていく。
ちなみにステージ1/2/8は上記のようにハートを逃がした後、自滅することで20000点ボーナスを獲得できる。ステージ2は誘導次第で自滅しなくても20000点ボーナスも狙える。

で、操作はシンプルながら、2つ投げられる爆弾を組み合わせると煙の広がる範囲や速度が変わったり、もんすたもいくつかのアルゴリズムがあり、うまく誘導して倒す方法考えたりとなかなか楽しい。


みていてキャラがかわいくて、コーヒーブレークもかわいいけど難易度はそこそこ高い。
煙に巻かれて死ぬ。毒りんご食べて動きが遅くなった結果もんすたに追い詰められ死ぬ。動くブロックに挟まれて死ぬ。
もんすたのぎりぎり横を通り過ぎようとして急に進路を変えられ死ぬ。
卵のうちから倒してしまえば簡単だが、それじゃあね・・・。


特殊な操作で大きくボーナスを得る方法もある。ステージ3でやりやすいのだが、もんすたを2匹、3匹、4匹と同時に煙に巻いて3種類のフルーツを獲得する。


すると次のステージで最初に倒したもんすたが紫リンゴになる。この紫リンゴをとると・・・。


全てのもんすたがフルーツに変わるフルーツスペシャルというギミックが発動する。
ちゃっくんが無敵になるスーパーちゃっくんよりもさらに強烈なボーナスとなる。


また、まいた(一番上のお化けみたいなキャラ)が右まで来て時間切れになりそうな時に2匹以上のもんすたを倒せば緑のリンゴが出現する。
これをとれば、隠れキャラのゼンちゃんが出現してまいたを押し返し、制限時間が延長される。
こういったテクニックを使いながらステージをクリアしていく。


ちなみに難関ステージが上記のステージ10。もんすたが挟まれているが、ここを右に進むのがとても難しい。
足場が動いていて、壁が高いのでタイミングが合わずに壁を越えられず、時間切れになることが多いステージ。


またステージ11は氷のブロックが多いが、消してはいけない氷を消したり消す順番を間違えるとハマる。
たとえば、上記の位置で爆発させれば問題ないが、もう一段下に爆弾を置いてしまうと、どうにもすすめなくなってしまう。

こういったある意味覚えゲー的な部分はあるがとても良質なアクションゲームだ。
13ステージ目をクリアするとハッピーエンドのコーヒーブレイクとなり、2周目が始まる。
ちなみに2周目はかなり難しくなっています。自分の動くスピードが速くなって、操作ミスしやすくなり、もんすたはバクダンから逃げて逃げてなかなか煙にまかれてくれないの。
ステージによっては卵が増えて=もんすたも増える。フルーツスペシャルとりやすくなるはずなのに、もんすたが逃げるようになるのでそもそもフルーツ取りにくいし。

なおタイトーは当時かわいいのでちゃっくんをマスコットキャラクターとして扱っており、バブルボブルなどではまいたやもんすたも引き続き敵として登場している。

このゲームはうちの母が唯一遊んでいたゲームで、これをやるためだけに母は夜な夜なパソコンを使ってました。

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